【アンパンマン】2月14日のきみ

*アンパンマン&ロールパンナ / アンロールです

*日本語はあまり上手ではないから、多分読みにくい小説だと思います。

それでもアンロールが好き過ぎて全力で書きました。よろしくお願いします。



***


今日は2月14日バレンタインである。

女の子から好きな男の子にチョコレートをあげる日だ。


でも僕は朝早くからパトロ―ルに行くから、バレンタインなど僕には関係ないんだと思うけど。

結果、町や森のみんなから沢山チョコレートをもらった。


ちょっと恥ずかしいけど嬉しい気持ちもある。

僕はみんなを助けるために生まれたんだから、

それは当たり前僕の仕事だと思ってきました。


今日は特にみんなからの感謝をもらって、胸の中にもだんだん暖かくなった。

よかった。

みんなを助けること、この世界に生まれること、みんなと出会うこと。

全部素晴らしいんだ。


そう思っているとき、彼女はいつの間にか僕の前に立っていました。

ロールパンナちゃん。


とても強くて綺麗な女の子。

前にはバイ菌草のせいでいつも僕と戦うけど、実は誰よりも優しい女の子だと僕は信じている。


僕は知ってるよ。

その寂しそうな青い目はまるで海のように綺麗だ。君のこころも。


「 ロールちゃん、どうしたの? 」

僕はいつもと同じような優しい笑顔で彼女に向かった。


「これを、あげる。」

「え、」

「チョコ。メロンパンナと一緒に作ったの。」

「これは、僕に?」

「うん、あげる。」

「え!?」


なっなっなに!!ロ―ルちゃんからのチョコレート!!僕にあげた!!


でも落ち着くと、それは好きな気持ちではないだろうと思った。


「ありがとう、嬉しいよ。」

「うん。でも私はやっぱりみんなチョコをあげる理由が、わからないなぁ。」

彼女はとても純粋な目で僕がもらった沢山のチョコレートを見ながら、そう言った。


「そうか......」やっぱりそうだな。

「アンパンマンは、知ってるの?」

「......うん、知ってるよ。」


「バレンタインというのは、

女の子から男の子にチョコをあげるのは、『愛してる』からね。」

それを説明することが恥ずかしいから僕はちょっと視線を逸らした。


「アイシテルって、なに?」

彼女は疑惑の目で僕を見ている。

星空のように輝いていて、

まるで子供みたいなそのきれいな目が僕を見ている。


僕の大好きな人はキミしかいないんだ。

これは誰も知らない愛しさだから。


「アイシテルは、みんなずっと一緒に居てことだよ。」


最後、僕はロールちゃんにそう言った。

彼女は僕に幸せそうな顔をして、笑った。


「よかった、それは楽しそうね!」


ごめんね、僕は本当に大嘘つきだ。

アイシテルって、君だけとずっと一緒に居たいってことだ。

愛しているよ、大好きなロールパンナちゃん——





*** 終わり***




林檎別館

オリジナル設定/小説倉庫

0コメント

  • 1000 / 1000